聖書

ルカとシリア

イエス様の十二弟子の一人「ルカ」は

「ルカによる福音書」と「使徒言行録」を

書きました。

「愛する医者ルカとデマスも、

あなたがたによろしくと言っています」

(コロサイの信徒への手紙、4章14節)

医者であったルカは

パウロの宣教旅行に同行しており

マケドニアでの宣教、エルサレムへの旅行、

エルサレムからローマへのパウロの護送に

付き添っています。

ちなみにデマスは

パウロがローマで最初に投獄されていたとき

パウロのそばにいましたが

パウロが二度目に投獄されたときは

郷里のマケドニア・テサロニケへ戻りました。

伝承によると

ルカはシリア・アンティオキアの出身で

生涯独身を通し、

84才で亡くなったとされています。

ローマ時代、アンティオキアは

ローマ、アレクサンドリアに次いで

栄えており、

パウロの宣教の拠点にもなりました。

クリスチャン(キリスト者)は

アンティオキアで

初めて呼称されました。

「それから、バルバはサウロを捜しに

タルソスへ行き、見つけ出して

アンティオキアに連れ帰った。

二人は、丸一年の間そこの教会に一緒にいて

多くの人を教えた。

このアンティオキアで、

弟子たちが初めてキリスト者と

呼ばれるようになったのである。」

(使徒言行録、11章25節、26節)

タルソスは地中海沿岸にあるトルコの町で

パウロの生誕地とされています。

またアンティオキアで

「マタイによる福音書」が

成立した説もあります。