創世記

ロトの妻の塩柱

写真は死海近くにある
ロトの妻の塩柱と伝えられています。
他にも伝承の柱が
各地にあるようです。
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ロトの妻の名前は
ユダヤ教では「Ado」、「Edith」
と呼ばれています。
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ロトの妻は
街に未練があり
そのために滅ぼされました
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ソドムで救われたのは
ロトとその娘2人の計3人だけでした。
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「二人の客はロトに言った。
『ほかに、あなたの身内の人が
この町にいますか。
あなたの婿や息子や娘などを
皆連れてここから逃げなさい。
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実は、わたしたちは
この町を滅ぼしに来たのです。
大きな叫びが
主のもとに届いたので、
主は、この町を滅ぼすために
わたしたちを遣わされたのです。』
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ロトは嫁いだ娘たちの婿のところへ
行き、
『さあ早く、ここから逃げるのだ。
主がこの町を滅ぼされるからだ』
と促したが、
婿たちは冗談だと思った。
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夜が明けるころ、
御使いたちはロトをせきたてて
言った。
『さあ早く、あなたの妻と
ここにいる二人の娘を
連れて行きなさい。
さもないと、
この町に下る罰の巻き添えになって
滅ぼされてしまう。』
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ロトはためらっていた。
主は憐れんで、二人の客に
ロト、妻、二人の娘の手をとらせて
町の外へ避難するようにされた。
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彼らがロトたちを
町外れへ連れ出したとき、
主は言われた。
『命がけで逃れよ。
後ろを振り返ってはいけない。
低地のどこにもとどまるな。
山へ逃げなさい。
さもないと、滅びることになる。』
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ロトは言った。『主よ、できません。
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あなたは僕に目を留め、
慈しみを豊かに示し、
命を救おうとしてくださいます。
しかし、わたしは山まで
逃げ延びることはできません。
恐らく、災害に巻き込まれて、
死んでしまうでしょう。
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御覧ください、あの町を。
あそこなら近いので、
逃げて行けると思います。
あれは小さな町です。
あそこへ逃げさせてください。
あれはほんの小さな町です。
どうか、そこでわたしの命を
救ってください。』
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主は言われた。
『よろしい。そのことも
あなたの願いを聞き届け、
あなたの言うその町は
滅ぼさないことにしよう。
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急いで逃げなさい。
あなたがあの町に着くまでは、
わたしは何も行わないから。』
そこで、
その町はツォアル(小さい)と
名付けられた。
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太陽が地上に昇ったとき、
ロトはツォアルに着いた。
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主はソドムとゴモラの上に天から、
主のもとから硫黄の火を降らせ、
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これらの町と低地一帯を、
町の全住民、地の草木もろとも
滅ぼした。
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ロトの妻は後ろを振り向いたので、
塩の柱になった。」
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(創世記 19章、12―26)