創世記

アブラハムとアビメレク

神様の裁きによる
ソドムとゴモラの滅亡後、
アブラハムとロトは
会うことはなかったようです。
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アビメレクが
サラを愛人として招いたとき、
サラは90才前後でした。
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ゲラルはシリア北部にある
古代遺跡「テル・アブ・フレイラ」
が有力です。
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聖書で初めて預言者が使われ、
アブラハムが「預言者」として
神様から紹介されています。
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神様は夢の中で
アビメレクに語られました。

「アブラハムは、
そこからネゲブ地方へ移り、
カデシュとシュルの間に住んだ。
ゲラルに滞在していたとき、
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アブラハムは妻サラのことを、
『これはわたしの妹です』
と言ったので、
ゲラルの王アビメレクは
使いをやってサラを召し入れた。
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その夜、夢の中でアビメレクに
神が現れて言われた。
『あなたは、
召し入れた女のゆえに死ぬ。
その女は夫のある身だ。』
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アビメレクは、まだ
彼女に近づいていなかったので、
『主よ、あなたは正しい者でも
殺されるのですか。
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彼女が妹だと言ったのは
彼ではありませんか。
また彼女自身も、
【あの人はわたしの兄です】
と言いました。
わたしは、全くやましい考えも
不正な手段でもなく
この事をしたのです』と言った。
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神は夢の中で
アビメレクに言われた。
『わたしも、
あなたが全くやましい考え
でなしにこの事をしたことは
知っている。
だからわたしも、
あなたがわたしに対して
罪を犯すことのないように、
彼女に触れさせなかったのだ。
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直ちに、
あの人の妻を返しなさい。
彼は預言者だから、
あなたのために祈り、
命を救ってくれるだろう。
しかし、もし返さなければ、
あなたもあなたの家来も皆、
必ず死ぬことを
覚悟せねばならない。』
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(創世記、20章 1―7)